
理事長 朝野 卓也より

便利さを志向する今の世の中では、人に会わなくてもスマホで用件が済み、クリックひとつで買い物ができてしまいます。こうした大人社会の中で生きる子どもにとって、かつてのように外で群れて遊びながら育つという環境はほぼ失われてしまい、これは江迎地区も例外ではありません。昔から「這(は)えば立て、立てば歩めの親心」といわれるように、わが子の成長を願う親の愛情は不変です。子どもにとっての昼間の家庭であり、生まれて初めての学校となる認定こども園江迎幼稚園・保育園は、園児すべての健やかな成長を願い日々保育に取り組んでいます。乳幼児期は、触ったり、見たり、聞いたりと、五感を使い体験をして物事を知ります。この時期の子どもたちは、とても活動的です。疲れを知らす、失敗を恐れず、何事にも何度でも挑戦していきます。大人が当たり前と思っていることも、子どもは自分でやってみないと分かりませんし、経験してはじめて分かることばかりです。本園では、このような子どもたちの意欲、好奇心、頑張る力などを育めるよう、学齢別に設置する乳児期(0~2歳)、幼児期(3~5歳)のふたつの施設、さらには小学生のための放課後児童クラブも運営しながら、ひとりひとりの生活やリズムの違いに配慮した保育を行っています。あわせて園児だけでなく地域の未就園児の保護者の方にも子育て支援を行い、子どもを産んでよかった、子育ては楽しいと、すべての保護者の皆様に思っていただけるような江迎地区の子育て拠点となることを願っています。
園長 福田 健治より
このたび、縁あって本園の園長に就任いたしました福田健治と申します。私は38年間、小学校の教員を務めるとともに、サッカーチームの監督という立場で教室やグラウンドで多くの子どもたちと関わってきました。私生活では、4人の子を育て、今は孫と遊ぶ時間を何よりも楽しみにしているおじいちゃんでもあります。長い教員生活の中で確信していることがあります。それは「就学前の過ごし方が、小学校生活を支える根っこになる」ということです。特に大切なのが集団の中での経験です。子どもたちは、集団の中で生活することで「ルールを守ること」「がまんをすること」「相手を思いやること」を学びます。人との関わりの中で、強い心と優しい気持ちを育んでいくのではないでしょうか。「あの子はあんなことができてすごいなあ。」「私はこんなことができるよ。」そんなふうに互いを認め合い、高め合える関係は、新しい学びに挑戦する大きな力に繋がります。一人ひとりが、これから健やかに成長するための力強い根っこを張れるよう、職員一同力を合わせて全力でサポートしてまいります。新米園長ということで、保護者の皆様にご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、新しいことにチャレンジする気持ちを大切にして頑張って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。